【工事概要】
本工事は、地下鉄駅とオフィスビルとの連絡通路を、
大都市中心部の地下に設置する工事である。
日中の交通量や人出が多い道路直下を、振動・騒音を
低減する周辺環境への影響を考慮しながら、安全に
早く低コストで施工可能な工法として、鹿島建設が
開発したRーSWING工法が採用された。
本工法は、世界初の可動式屋根(ルーフ)を有する
短形掘進機で、ルーフ部と本体部の併用掘進により、
低土被りや重要構造物下を安全に掘削するとともに、
掘進機のユニット化により、掘進機本体の組立、
解体に大幅な工期短縮を図った。